ルートテーブル/プレディケートのソースを表示

<noinclude>
{{JavaOnly}}
プレディケート({{gp|Predicate}})は、[[ルートテーブル]]の[[ルートテーブル#コンディションの一覧|条件(コンディション)]]を分離し、コマンドの実行時の条件(引数。[[コマンド#セレクター|こちら]]を参照)としても使えるようにしたものである。'''ver1.15'''で追加された。
{{ジャンプリンク/データパック}}

__TOC__
<!--↓消すな-->
{{hinclude|id=数値セレクタ|include=[[#数値セレクタ|数値セレクタ]]}}
{{hinclude|id=アイテム共通|include=[[#アイテム共通|アイテム共通]]}}
{{hinclude|id=エンティティ共通|include=[[#エンティティ共通|エンティティ共通]]}}
{{hinclude|id=位置共通|include=[[#位置共通|位置共通]]}}
{{hinclude|id=ダメージの種類共通|include=[[#ダメージの種類共通|ダメージの種類共通]]}}
<!--↑消すな-->
==利用法==

以下のコンディションから一つまたは複数を選んで記述し、JSONファイルとして[[データパック]]の中に保存する。<br/>
複数個選んだ場合は、中括弧 [] の中に並列する。<br/>
</noinclude>
==コンディションの一覧==
<includeonly>
特記がないものは'''ver1.9以降のすべてのバージョンで使用可能'''。それ以降のバージョンで追加・変更されたものはその都度注記する。
</includeonly>
<noinclude>
以下の説明中で、「アイテム共通」、「位置共通」、「エンティティ共通」、「ダメージの種類共通」と書かれている部分をクリックすると、その部分に使えるタグの一覧に移動する。ブラウザの戻るボタンで元の位置に戻ることができる。
<br/></noinclude>
===block_state_property===
<syntaxhighlight lang="json">
{
    "condition":"block_state_property",
    "block":"<ブロックID>",
    "property":{<そのブロックの状態>}
}
</syntaxhighlight>
<includeonly>
'''ver1.14で追加'''<br/>
</includeonly>
ブロックの種類および状態に対する条件。ブロックIDは[[データ値/ID#ブロック|こちら]]を、ブロックの状態は[[データ値/状態|こちら]]を参照。


===damage_source_properties===
<syntaxhighlight lang="json">
{
    "condition":"damage_source_properties",
    "predicate":{$!ダメージの種類共通!$}
}
</syntaxhighlight>
<includeonly>
'''ver1.14で追加'''<br/>
</includeonly>
ダメージの種類に対する条件。


===entity_properties===
<syntaxhighlight lang="json">
{
    "condition":"entity_properties",
    "entity":"this / killer / killer_player / direct_killer",
    "predicate":{$!エンティティ共通!$}
}
</syntaxhighlight>
エンティティに対する条件。<br/>
エンティティを倒したエンティティへの条件の場合はkiller、エンティティを倒したプレイヤーへの条件の場合はkiller_player、エンティティを直接倒したエンティティへの条件の場合はdirect_killer、それ以外の場合はthisとする。<br/>
killerとdirect_killerの違いであるが、たとえば矢でエンティティを倒した場合、killerは矢を放ったエンティティ、direct_killerは矢自体となる。
<includeonly>
'''ver1.13.2まで'''は以下のようであった。

{{Hidden begin|title=クリックして表示}}
<syntaxhighlight lang="json">
{
    "condition":"entity_properties",
    "entity":"this / killer / killer_player",
    "properties":{
        "on_fire":true / false
    }
}
</syntaxhighlight>
{{Hidden end}}
</includeonly>

===entity_scores===
<syntaxhighlight lang="json">
{
    "condition":"entity_scores",
    "entity":"thisまたはkillerまたはkiller_playerまたはdirect_killer",
    "scores":{
        "<スコアボードオブジェクト名>":<4バイト整数値> / $!数値セレクタ!$
    }
}
</syntaxhighlight>
[[コマンド#scoreboard|スコアボード]]の値に対する条件。<br/>
エンティティを倒したエンティティへの条件の場合はkiller、エンティティを倒したプレイヤーへの条件の場合はkiller_player、エンティティを直接倒したエンティティへの条件の場合はdirect_killer、それ以外の場合はthisとする。<br/>
killerとdirect_killerの違いであるが、たとえば矢でエンティティを倒した場合、killerは矢を放ったエンティティ、direct_killerは矢自体となる。
<includeonly>
<br/>'''ver1.13.2'''までは<数値セレクタ>を次の通り読み替える。

<syntaxhighlight lang="json">
{"max":<4バイト整数値>,"min":<4バイト整数値>}
</syntaxhighlight>
</includeonly>

===killed_by_player===
<syntaxhighlight lang="json">
{
    "condition":"killed_by_player",
    "inverse":true / false
}
</syntaxhighlight>
他のエンティティを倒したプレイヤーがいるか(=エンティティがプレイヤーに倒されたか)を判定。inverseをtrueとすると、真偽が反転する。

===location_check===
<syntaxhighlight lang="json">
{
    "condition":"location_check",
    "offsetX":<4バイト整数値>,
    "offsetY":<4バイト整数値>,
    "offsetZ":<4バイト整数値>,
    "predicate":{$!位置共通!$}
}
</syntaxhighlight>
<includeonly>
'''ver1.14で追加'''<br/>
</includeonly>
位置に対する条件。
<includeonly>
'''ver1.15'''からはoffsetX,offsetY,offsetZによって調べる位置の場所をずらすことができる。
</includeonly>

===match_tool===
<syntaxhighlight lang="json">
{
    "condition":"match_tool",
    "predicate":{$!アイテム共通!$}
}
</syntaxhighlight>
<includeonly>
'''ver1.14で追加'''<br/>
</includeonly>
ツールに対する条件。


===random_chance===
<syntaxhighlight lang="json">
{
    "condition":"random_chance",
    "chance":<4バイト浮動小数点値>
}
</syntaxhighlight>
0～1までの任意の数を生成し、それがchanceに記載した値より小さいときに真となる。<br/>(言い換えれば、chanceの値の確率で真となる)


===random_chance_with_looting===
<syntaxhighlight lang="json">
{
    "condition":"random_chance_with_looting",
    "chance":<4バイト浮動小数点値>,
    "looting_multiplier":<4バイト浮動小数点値>
}
</syntaxhighlight>
random_chanceに幸運の効果を反映させたバージョン。


===survives_explosion===
<syntaxhighlight lang="json">
{
    "condition":"survives_explosion"
}
</syntaxhighlight>
<includeonly>
'''ver1.14で追加'''<br/>
</includeonly>
爆発が起きたとき、[[爆発#爆発力|爆発力]]の逆数の確率で真となる。


===table_bonus===
<syntaxhighlight lang="json">
{
    "condition":"table_bonus",
    "enchantment":"<エンチャントID>",
    "chances":[<各エンチャントレベルに対応する確率>]
}
</syntaxhighlight>
<includeonly>
'''ver1.14で追加'''<br/>
</includeonly>
エンチャントレベル毎に定めた確率で真となる。<br/>
chancesタグの中には、エンチャントレベルに応じた確率をレベル0(=エンチャントなし)から順に記述する。


===time_check===
<syntaxhighlight lang="json">
{
    "condition":"time_check",
    "value":<4バイト整数値> / $!数値セレクタ!$,
    "period":<4バイト整数値>
}
</syntaxhighlight>
<includeonly>
'''ver1.15で追加'''<br/>
</includeonly>
現在の時間に対する条件。periodタグがある場合、現在の時間をperiodタグの値で割った余りで判定される。


===weather_check===
<syntaxhighlight lang="json">
{
    "condition":"weather_check",
    "raining":true / false,
    "thundering":true / false
}
</syntaxhighlight>
<includeonly>
'''ver1.14で追加'''<br/>
</includeonly>
現在の天候に対する条件。


===reference===
<syntaxhighlight lang="json">
{
    "condition":"reference",
    "name":"<predicateファイルのパス>"
}
</syntaxhighlight>
<includeonly>
'''ver1.15で追加'''<br/>
</includeonly>
nameに記載したプレディケートが真の時に真となる。
<includeonly>
<br/>プレディケートについては[[ルートテーブル/プレディケート_|こちら]]を参照。
</includeonly>


===alternative===
<syntaxhighlight lang="json">
{
    "condition":"alternative",
    "terms":[
        <コンディション>
    ]
}
</syntaxhighlight>
<includeonly>
'''ver1.14で追加'''<br/>
</includeonly>
termsの中に並べたコンディションのうちいずれか一つが真の時に真となる。


===inverted===
<syntaxhighlight lang="json">
{
    "condition":"inverted",
    "term":<コンディション>
}
</syntaxhighlight>
<includeonly>
'''ver1.14で追加'''<br/>
</includeonly>
termの後ろに記述したコンディションの真偽を反転させる。


==数値セレクタ==
<includeonly>
'''ver1.14で追加'''<br/>
</includeonly>
数値セレクタは以下の3種類である。
<br/>
<syntaxhighlight lang="json">
{
    "type":"constant",
    "value":<4バイト整数値> / <4バイト浮動小数点値>
}
</syntaxhighlight>

valueの値を返す。


<syntaxhighlight lang="json">
{
    "type":"uniform",
    "min":<4バイト整数値> / <4バイト浮動小数点値> / <数値セレクタ>,
    "max":<4バイト整数値> / <4バイト浮動小数点値> / <数値セレクタ>
}
</syntaxhighlight>

minとmaxの間の任意の数を返す。


<syntaxhighlight lang="json">
{
    "type":"binominal",
    "n":<4バイト整数値> / <数値セレクタ>,
    "p":<4バイト浮動小数点値> / <数値セレクタ>
}
</syntaxhighlight>

二項分布(n,p)に従う値を返す。

<noinclude>
==共通のタグ==
===アイテム共通===
{{:データパック/アイテム共通}}

<br/>
===位置共通===
{{:データパック/位置共通}}

<br/>
===エンティティ共通===
{{:データパック/エンティティ共通}}

<br/>
===ダメージの種類共通===
{{:データパック/ダメージの種類共通}}
</noinclude>