イースターエッグ
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イースターエッグ（Easter egg）とは、ゲームなどの中に意図的に隠されたメッセージやジョークなどのことである。本ページでは、開発者などがMinecraftのゲーム内などに実装した、多くの隠し要素について解説する。
祝日・祭日[編集 | ソースを編集]
エイプリルフール[編集 | ソースを編集]
エイプリルフール（April Fools' Day）は、毎年4月1日には嘘をついても良いという風習のことである。
Minecraftでは、毎年のこの日にジョークの新バージョンが公開されたり、ありもしない製品の公開をするなどしている。
石炭ブロックや色付きガラスのような、エイプリルフールでジョークとして登場したものの、その後本当に実装された要素も存在する。
ハロウィン[編集 | ソースを編集]
ハロウィン（Halloween）は、10月31日に行われる祭り。
- Java10月20日～11月3日までの間、コウモリのスポーン条件が「光レベル3以下」→「光レベル6以下」へと変更される。つまり、コウモリがより多くスポーンする。
- Java10月31日のハロウィン当日は、以下のMOBが頭にくり抜かれたカボチャ・ジャック・オ・ランタンを装着した状態[1]でスポーンすることがある[2]。
- Bedrock10月になるとパノラマがハロウィンをテーマにしたものに変わる。[4]
クリスマス[編集 | ソースを編集]
クリスマス（Christmas）は、イエス・キリストの降誕を記念する12月25日の祭りのことである。ゲーム上では、12月24日～26日にかけて以下の要素が発生する。
ブロック・アイテム[編集 | ソースを編集]
10周年のケーキ[編集 | ソースを編集]
ver1.14.2 Pre-Release 2では、Minecraft発売10周年[6]を記念して、ケーキの上に大きな「10」が配置されるようになった。
またスプラッシュテキストには、「Turning 10 years old!」としか表示されないようになった。
この要素は2019年5月17日～20日限定のもので、現在は見ることができない（PCの時計を変更しても不可）。
旗[編集 | ソースを編集]
エンチャントされた金のリンゴと紙から、「何かの模様（Thing Pattern）」の旗の模様を作ることができる。
機織り機で使用すると、おなじみのMojangのロゴを付けることができる。
なお、Mojangが設立されたスウェーデンで「mojäng」は「（機能を持つ）もの、ガジェット」といった意味を持つ。
「何かの模様（Thing Pattern）」のThingはこの意味と掛けたものである。
防具立て[編集 | ソースを編集]
ver1.13以前の防具立てのテクスチャには、「SEARGE」と書かれている。
これは、防具立てを開発したMichael Stoyke氏のこと。
また、ver1.14以降のテクスチャには「JAPPA」とも書かれている。
これは、1.14のテクスチャアップデートを担当したアーティストのJasper Boerstra氏のこと。
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ver1.13以前
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ver1.14以降
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生物[編集 | ソースを編集]
逆さMOB[編集 | ソースを編集]
ver1.6以降、DinnerboneやGrummと名付けられた[7]MOBは、上下逆さまで表示される[8]。
これはプレイヤーにも適用され、Dinnerbone氏やGrumm氏の姿は逆さまになっている。
Bedrockでは、プレイヤーがXbox Liveにサインインしていない場合のみ、名前をDinnerboneやGrummとすることで見ることができる。
クリーパー[編集 | ソースを編集]
クリーパーは、もともとブタのモデルを作ろうとした際の失敗作である。そのため足が4本ある。
0.24_SURVIVAL_TESTの頃のテクスチャでは、葉のテクスチャが使用されている上に、使用されなかった腕や足の部分も存在する。
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ガーディアン[編集 | ソースを編集]
ver1.13以前のガーディアン・エルダーガーディアンのテクスチャには、「jeb」と書かれている。
これは、Minecraftの開発者であるJens Bergensten氏のこと。
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ゾンビピッグマン[編集 | ソースを編集]
ver1.13まで、ゾンビピッグマンのテクスチャには、「THX XAPHOBIA」と書かれている。
もともとゾンビピッグマンのテクスチャはコミュニティで作られたもの[9]であったが、Notch氏によって正式に実装された。
このメッセージは、オリジナルのテクスチャの作者であるXaPhobia氏への謝辞[10]である。
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ヒツジ[編集 | ソースを編集]
ヒツジに名札を使用してjeb_と名付ける[7]と、毛が虹色にグラデーションするようになる。
なお、落とす羊毛はもともとの色である（いろんな色の羊毛を落とすわけではない）。
ウサギ[編集 | ソースを編集]
ウサギに名札を使用してToastと名付ける[7]と特殊なスキンのウサギに変化する。このウサギは自然にスポーンすることはなく、交配しても遺伝しない。
この「Toast」とは、xyzen420氏のガールフレンドの行方不明となったウサギのことである。
Ryan Holtz氏がウサギの実装に際して、記念碑として実装した[11]。Toastは今もMinecraftの中で生き続けている。
なお、殺人ウサギにもToastと名付けることができる。
このとき、外観は変化するが、敵対的な性格はそのままである。
殺人ウサギ[編集 | ソースを編集]
この殺人ウサギは、イギリスのコメディ映画「モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル」に登場する殺人ウサギをモチーフにしている。
殺人ウサギは「カルバノグの洞窟」に住む怪物で、作中では何人もの騎士が命を落としている。最終的には「聖なる手榴弾」で撃退する。
プレイヤー[編集 | ソースを編集]
アレックス[編集 | ソースを編集]
ver1.8の追加当初、プレイヤーのデフォルトスキンであるアレックス（Alex）のテクスチャには、メガネやスティーブの腕のような部分が残されていた。
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テクスチャ
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正面からのモデル
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背面からのモデル
deadmau5[編集 | ソースを編集]
DJのdeadmau5（デッドマウス）[12]氏のスキンには、耳が表示されるようになっている。
この耳のテクスチャはスキン内に含まれている。この耳の部分は無効化できないようになっている（半透明の部分は黒色に置換される）。
ネームタグは耳の上に来るように10px高く表示されるように設定されている。
サウンド[編集 | ソースを編集]
スペクトログラム[編集 | ソースを編集]
11[編集 | ソースを編集]
レコード「11」の音源のスペクトログラムを表示すると、スティーブの顔や「12418」のような文字が現れる。
なお、「12418」とはこのレコードの作者であるC418氏のことである（12は16進数で"C"と表す）。
その他[編集 | ソースを編集]
エンチャント文字[編集 | ソースを編集]
エンチャントのときに表示される文字は、「Commander Keen」というゲームの標準銀河系アルファベットが使用されている。それぞれの文字はアルファベットと一対一で対応しており、符号の意味を知れば解読することができる。
ただし、エンチャントの際に表示される文章は、ランダムで特に意味はない（解読してもエンチャントの内容を知ることはできない）。
王冠をかぶったブタ[編集 | ソースを編集]
2020年6月30日、アメリカのYouTuberであるTechnoblade氏がガンにより亡くなった。
Mojangは彼への追悼の意を込め、ランチャーのイラストのブタに王冠を追加した。これはTechnoblade氏のスキンに因んだものである。なお、The Wild Updateの更新に伴い画像は別のものに変更されている。
また、ver1.19.1では「Technoblade never dies!」というスプラッシュテキストが追加されている。
Minceraft[編集 | ソースを編集]
0.01%の確率で、ゲームのタイトルロゴが「Minceraft」と誤字することがある。
また、クラッシュログでは「You should try our sister game, Minceraft!」というフレーズが使用されることがある。
スプラッシュテキスト[編集 | ソースを編集]
- 祝日などの特定の日では、一日中お祝いのメッセージが表示されていることがある。
- 1月1日：「Happy new year!（明けましておめでとう!）」
- 12月24日：「Merry X-mas!（メリークリスマス!）」
- splashes.txtの中には、「This message will never appear on the splash screen, isn't that weird?（このメッセージがスプラッシュ画面に表示されることはありません。変じゃないですか?）」というゲームでは表示されない隠しテキストがある。
- 過去のバージョンでは、jarファイル内のMETA-INFフォルダをのこしたままsplashes.txtを削除すると、「missingno（欠番）」と表示される。これは初代ポケットモンスター 赤・緑のバグである「けつばん（MISSINGNO.）」に由来する。
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- 2019年の新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、関係するスプラッシュテキストが複数追加されている。
- 「Wash your hands!（手を洗おう!）」、「Support elderly relatives and friends!（お年寄りの家族や友人を応援!）」、「Gamers unite – separately in your own homes!（ゲーマー同士で団結 - 自分の家で別々に!）」 など
- Notch氏の誕生日である6月1日には、「Happy Birthday, Notch!」というスプラッシュが表示されていた。この要素はver1.8.5から削除されている（Notch氏がMojangから離れたため）。
脚注[編集 | ソースを編集]
- ↑ ドロップ増加のエンチャントを使用すると、このカボチャがドロップすることがある。
- ↑ ver1.4.2（Pretty Scary Update）で追加。
- ↑ ver1.15.2まではゾンビピッグマン
- ↑ ハロウィン限定のパノラマがあるか否かで仕様が相反(矛盾)しているが、Javaが機能リクエストとみなされて「Invalid」としているので、今後実装される見込みは薄い→MC-238164 – resolved as "Invalid (無効)"
- ↑ ただし、レシピにチェストを使用するチェスト付きのボートは除く→MC-249378
- ↑ 2019年5月17日は、Classic 0.0.11a（2009年5月17日）のリリースから丁度10年の節目。
- ↑ 7.0 7.1 7.2 スポーンエッグに金床を使用して名付けた場合でも可。
- ↑ "@Artahur Anything with my name in Minecraft is upside down, including myself." by @Dinnerbone – Twitter, 2015年4月14日.
- ↑ "Zombie Pigmen" by PokeAddicted – DevianArt, 2010年10月24日. "The next mob to be added to Alpha MineCraft! This is the skin Notch asked me if he could use for Alpha, as well as the very same skin that's sweeping the MineCraft community as something big, it seems. How did that even happen? lol All I did was make a skin, and it suddenly become popular?"
- ↑ "@Micleee thank you!" by @notch – Twitter, 2010年10月27日.
- ↑ [https://twitter.com/TheMogMiner/status/483935152133775360 "@xyZenTV The skin only appears when you name the rabbit Toast using a name tag, it isn't in the random pool:"] by Ryan Holtz – Twitter, 2014年7月1日.
- ↑ プレイヤーのUUIDではなく、プレイヤー名に対して設定されている。つまり、deadmau5氏がユーザー名を変えると、耳は消滅する。
License[編集 | ソースを編集]
