削除された要素
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このページでは、Minecraft内から削除されたブロックやアイテム、レシピ、エンティティ、構造物などの要素を解説する。
削除された要素(Removed Features)
過去に実装されていたブロックやアイテムなどの要素を紹介する。
一部要素は日本語訳が不定であり、便宜的に当Wikiで名前をつけたものもあるため、注意されたし。
※特筆のない場合は、現Java Editionの内容について記載する
削除されたブロック
スポンジ(Sponge)
Classic版では当時、水流という概念がなく、水は一度設置すると無限に広がっていた。
スポンジは、これを堰き止めるために追加されたブロックである。
実装当時のスポンジは、5x5x5の水を吸うと消滅していた。だがすぐに、水を吸っても消滅しないように変更された。
外部ツールを使用しなければ取得することはできなかったが、Beta 1.8からはクリエイティブタブに追加された。
しかし、液体を吸収する機能は依然として存在せず、ver1.8に仕様変更されるまで、なんの機能も持たないブロックとして存在し続けた。
布(Old Colored Wool / Cloth)
現行の羊毛(Wool)はBeta版に追加されたものである。
- Light Gray(薄灰色)
- Dark Gray(ダークグレー)
- Red(赤色)
- Orange(オレンジ)
- Yellow(黄色)
- Chartreuse(シャルトリューズ)
- Green(緑色)
- Spring Green(スプリンググリーン)
- Cyan(青緑色)
- Capri(カプリブルー)
- Ultramarine(ウルトラマリン)
- Violet(ヴァイオレット)
- Purple(紫色)
- Magenta(赤紫色)
- Rose(ローズ)
Infdev 20100624 白色以外がすべて削除された
Beta 1.2 羊毛(Wool)として15色が追加された歯車(Gear)
また入手方法は存在しない。
歯車の背面が不透過ブロックの場合は見ることができるが、透過ブロックの場合は歯車が透明になる。
水で流す、またはTNTの爆破で破壊、回収ができる。
Alpha v1.0.1削除された。
無限の水(Infinite Water Source)
無限の溶岩(Infinite Lava Source)
バラ(Rose)
水色の花(Rose)
鍵のかかったチェスト(Locked Chest)
1.3.1からはチェストのテクスチャではなく、様々なテクスチャが混ざり合ったものとなっている。
放置しておくと勝手に消滅する。
鍵のかかったチェストが導入された当初の目的は、「Minecraft Store」(エイプリルフールのジョークサイト)にプレイヤーを誘導するためのものだった。
Beta1.4では、日付が4月1日であるとチェストがランダムに生成される。爆発を除き破壊不可。
右クリックすると「Steve Co, Supply Crate」[1]と書かれたUIが開き、「Go to store」ボタンを押すと「https://minecraft.net/store/loot.jsp」にリンクする[2]。
Beta 1.4_01葉っぱのように消滅するなど、仕様が現在のものになった。
1.3.1(12w21a)テクスチャが変更された。
1.3.1(12w22a)テクスチャが変更された。
1.5(13w01a)テクスチャが変更された。
1.5(13w03a)テクスチャが変更された。
1.6.1(13w18a)テクスチャが変更された。
1.7.2(13w37a)削除された。
ルビー鉱石(Ruby Ore)
雑草(Shrub)
緑色の低木(Green Shrub)
基本的には雑草と同じだが、テクスチャが緑がかっており、バイオームによって色が変わるのが特徴であった。
ver1.8以降は、枯れ木と同じ見た目に変更となり、雑草と区別がつかなくなった。
1.5(13w09b)それまでの草と同じ見た目から、枯れ木に近い見た目に変更となる。
1.8(14w07a)配置した際のテクスチャキューブが変更された。
1.8(14w10a)手に持った時のモデルが削除された。
1.8(14w25a)枯れ木と同じ見た目に変更となる。またインベントリ内のモデルが削除された。
死んだサンゴブロック(Generic dead coral block)
現在とは異なり、死んだサンゴブロックは1種類だったが、後に5種類の死んだサンゴブロックへと置き換えられた。
→MC-126564
1.13(18w10b) 5種類の死んだサンゴブロックに置き換えられた。
草の生えない土(Grassless dirt)
grass_carried(grass_carried)
![]() | この項目はBedrock Edition限定の要素です。 |
leaves_carried(leaves_carried)
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削除されたアイテム
レザーチェーン製防具(Leather-chain Armor)
矢筒(Quiver)
Indev 0.31(20091231-2)でitems.png
にテクスチャが追加された。
はじめはゲーム内に存在したが機能はなかった[4]。
実装当初では左向きだったが、Indev 0.31(20100122)では右向きに変更された。
テクスチャが個別のファイルになった後もquiver.png
としてリソース内に存在し続けていた。
Dinnerbone氏は、ver1.9の開発中に矢筒の写ったスクリーンショットをTwitter上で公開した[6]。
画像では、オフハンドスロットとは別の矢筒専用のスロットがインベントリに存在していた。
ポーション(Potions)
しかし、その後のアップデートでこれらのうち一部は使われなくなり、最終的には29種類のポーションが未使用のままゲームに残された(その後ver1.9で削除)。
Beta 1.9 Prerelease 3 現行のありふれた/奇妙な/濃厚なポーションを残し、29種類の色と効果が削除された。
これらのポーションは、/give @p minecraft:potion 1 <data-value> {CustomPotionEffects:[]}
で取得可能だった。
またデータ値を64倍すると同じポーションに、16384を加えるとスプラッシュポーションになる。
ウマのサドル(Horse Saddle)
生魚/焼き魚(Raw Fish/Cooked Fish)
削除されたレシピ
馬鎧(Horse Armor)
チェーン製装備(Chainmail armor)
エンチャントされた金のリンゴ(Enchanted Golden Apple)








フェンス(Fence)
コンポスター(Composter)
削除されたエンティティ
Minecraftの世界にかつては存在したが、現在はどんな方法を使っても見ることができない生物。
Herobrineについて
アップデートの度に「-Removed Herobrine (Herobrineを削除)」と記載される彼は広告用のイメージイラストにもよく登場するが、
過去のどのバージョンにも存在したことはない。その為このページには記載しない。詳細は、Herobrineへどうぞ。
人間(Human)
なし
なし
プレイヤーがスキンを変更しても(cher.png
)、人間のスキンは変わらない。
見た目こそプレイヤーと同一だが、ブロックを作ったり設置したりはできない。
マップ上を不自然な動きで動き回り、時折ジャンプする。
また、歩いているときは腕を振り回し、頭をぐるぐると回す。液体やブロックの影響を受けるにもかかわらず、よけようとしない。
0.0.15a以降は外部ツールやMODのみで召喚可能で、プレイヤーを追って攻撃する。
攻撃方法はゾンビ同様体当たり。Beta1.8以降は外部ツールを使っても召喚できなくなった。Beta1.7.3以前で作った人間スポナーは機能しない。
クラシック時代はGキーで召喚できた。(この機能は後に削除)
ただし、Beta1.8で削除されたのはモデルのみで、AIが削除されたのはver1.8、エンティティIDとネットワークIDが削除されたのは、ver1.11である。
また、人間はプレイヤーより背が高く現在のsteve.png
は使われていない。
Pre-classic Pre 0.0.9a (rd-160052)からGキーで召喚できるようになる。
Classic 0.0.15aからGキーを使用して召喚できなくなる。
Beta1.0からスキンからひげが除去される。
Beta1.6.6からNotch氏が人間を削除するという冗談を言う。人間はさまざまなモンスターのAIのもとになったため。モンスターに名前を変更。
Beta1.8からspawnコマンドで召喚できなくなる。削除するのかと聞かれるとjeb氏は冗談だと答えた。
ver1.8から旧AIが削除された。
獣の少年(Beast Boy)
黒いスティーブ(Black Steve)
なし
写真は歩くような格好をしているが、ドック氏が制作したためアニメーションはなく、写真の姿でランダムに動き回るだけだった。
Indev 0.31(20100130) 糸、羽、火薬をドロップするようになった。
スティーブ(Steve)
なし
帽子などを除き、プレイヤーに似ているが、どうやらプレイヤーの姿をこのNPCに似せる計画があったらしい。
それが由来で現在のプレイヤーの名前はスティーブになっている。
ドック氏がMinecraftの開発から撤退すると同時に削除された。
Indev 0.31(20100130) 糸、羽、火薬をドロップするようになった。
ラナ(Rana)
なし
なし
カエルの帽子をかぶった少女。IndevにテストとしてDock氏が追加した。
おそらく「ちびロボ!」というゲームのキャラクター「ジェニー」が元ネタ。
Dock氏が以前のプロジェクトで制作したキャラクターを流用したものである。
ちなみにラナとは、ラテン語、スペイン語、イタリア語でカエルという意味。
サウンドアップデート前の「うおっ」というダメージ音を使用した最初の生物である。
Dock氏が制作した生物としては珍しく火薬と火打石と打ち金をドロップしない。彼がMinecraft開発チームから撤退するとともに削除された。

アニメーションがなく、写真の姿でランダムに動き回るだけだった。
これらのイラストは、Minecraftが開発される以前のものである。
Indev 0.31(20091223-1) ラナを公式に発表。
Indev 0.31(20091231-1) ラナがインベントリのプレイヤーのモデルに使用された。
Indev 0.31(20100113) ラナがインベントリのプレイヤーのモデルではなくなった。
ゾンビピッグマン(Zombie Pigman)
プレートアーマー/チェーンアーマー(Plate Armor/Chain Armor)
armor
フォルダにplate.png
とchain.png
が存在した。これらのファイルおよび装備は、現行の防具が追加されたことにより削除された。
ゾンビとスケルトンがランダムで着用していた装備。
防御力はなかった。
余談だが、Minecraft Dungeonsに同名のアーマーが登場する。
【チェーンアーマー(Chain Armor)】
テクスチャが存在したのみで、ゲーム内に登場することはなかった。
Indev 20100212-1 削除された。
ドロップアイテムの変更
ゾンビ:羽 ×0-2(~Beta 1.8)→腐った肉 ×0-2(現行)
ゾンビピッグマン:焼き豚(~Beta 1.8)→腐った肉 ×0-1、金塊 ×0-2(~1.15.2)→ゾンビピグリンに移行
削除された構造物
レンガのピラミッド(Brick pyramid)
スポーン部屋/Indevの家(Indev House)
バージョンによって異なるが、中には松明とチェストがある。
Indevバージョンでワールドを作成したときは、必ずこの建物中にスポーンしていた。
チェストの中には、ゲーム内に存在する様々なブロックを置いていた。
だがバージョンが進み「サバイバルモード」が完成してくると、このチェストは削除された。
やがてバージョンがInfdevになると、この家そのものが削除された。
Indev 0.31 20100125-1 チェストが追加された(中身はラージチェスト満載のTNT)。
Indev 0.31 20100125-2 チェストが追加された(羊毛が別のチェストに分割された)。
Indev 0.31 20100129 TNT・羊毛チェストが削除され、それ以外のチェストの中身も削除された。
Indev 0.31 20100130 残っていたチェストが削除された。
Indev 20100214-1 建物の材質が木材と石を使ったものになった。
黒曜石の壁(Obsidian wall)
ガラスの柱(Glass pillars)
エンドポータルから限界高度まで、まっすぐガラスが地中を貫いている。
バージョンを公開する前に消すのを忘れてしまったために、このような物が追加されてしまった。
Beta 1.9 Pre4 削除された。
旧村(Old Village)
beta1.8から追加
草原・砂漠・サバンナ、タイガ バイオームに生成される構造物。
ver1.13に行われたアップデートにより、仕様や構造が大きく変更された。
ワールドデータ生成時に村を生成するか選択できる。
村には砂利道、井戸、畑、家(石・木材)などで構成されている。
大きい村には、街灯がついている。逆に最小だと畑のみしか生成されない場合もある。
家の造りはしっかりとしていて、ドアや窓、本棚、テーブル、作業台まである。
中には、石造り三階建てや木材の階段で屋根が作られている家も存在する。
建物・家屋 | 区別できる特徴・内装など | 初期生成される村人 | 備考 |
小さな家 | 4×5、テーブル有り | ランダムな村人×1 | 室内にmobが湧く |
小さな家 | 5×5、ドア無し | ランダムな村人×1 | |
見張り台 | 5×5、ドア無し、屋上へのハシゴ | ランダムな村人×1 | |
大きな家 | L字型の室内 | ランダムな村人×2 | 室内にmobが湧く |
図書室 | 作業台・本棚有り | 司書×1 | 室内にmobが湧く |
鍛冶屋 | 丸石造、溶岩、かまど×2、チェスト有り | 武器鍛冶or防具鍛冶or道具鍛冶×1 | 室内にmobが湧く、放置すると勝手に火災を起こす事がある |
肉屋 | ドアで区切られた土のベランダ有り | 肉屋or革職人×1+ランダムな村人×1 | |
教会 | 丸石造、2階建て | 牧師×1 | 2階と屋上にmobが湧く |
- 道
- 井戸
- 畑(小麦、ジャガイモ、ニンジン、ビートルート)
- 街灯
村の建物はバイオームによってその土地の素材で書き換えられる。
草原 | 砂漠 | サバンナ | タイガ |
---|---|---|---|
オークの原木 | 砂岩 | アカシアの原木 | マツの原木 |
オークの木材 | 滑らかな砂岩 | アカシアの木材 | マツの木材 |
オークの木の階段 | 砂岩の階段 | アカシアの木の階段 | マツの木の階段 |
丸石 | 砂岩(教会/鍛冶屋除く) | 丸石 | 丸石 |
丸石の階段 | 砂岩の階段 | 丸石の階段 | 丸石の階段 |
オークのフェンス | オークのフェンス | アカシアのフェンス | マツのフェンス |
オークのドア | オークのドア | アカシアのドア | マツのドア |
※井戸の最下段は元は砂利であり、砂漠では砂岩になるが、その他の場合、丸石(PEでは草の道)へ書き換えられる。
村の道はバイオームだけではなく、生成時の表層の状況でも変化する。
砂漠では砂岩2段に、それ以外は基本的に草ブロックは草の道と土の2段に置き換えられ、水や溶岩などの液体の場合は木材に置き換えられる。その他の場合は砂利と丸石の2段となる。
草ブロック | 草の道+土 |
砂漠 | 砂岩×2 |
水、溶岩 | オークの木材 |
その他 | 砂利+丸石 |
木(Trees)
湖(Lake)
削除されたバイオーム
Bedrock Editionでは、一部のバイオームは未使用のまま残されている。
氷の砂漠(Ice Desert)
熱帯雨林(Rain Forest)
季節林(Seasonal Forest)
灌木帯(Shrubland)
ツンドラ(Tundra)
辺り一面が雪で覆われており、オークの木やタンポポ、ポピーはほとんど生えていない。
雨の代わりに雪が降る。
Beta 1.8 Pre-release 削除された。
なし
草ブロック、雪、氷、オークの葉
脚注
- ↑ 元ネタは「Team Fortress 2」のアイテムである「Mann Co. Supply Crate」から。
- ↑ 「Checkout」ボタンをクリックすると、映画「ジュラシック・パーク」のヴェロキラプトルが鳴き声を立ててページ上を移動するという演出があった。また、10,000ドル以上を購入しようとすると、「発作を起こしやすい場合はキャンセルしてください」というポップアップが表示され、OKを押すと、画面が虹色に激しく点滅する「発作モード」になる。(エイプリルフールのジョーク)。参考映像
- ↑ 「Studded Armor」と呼ばれることもあるが典拠は不明。
- ↑ 4.0 4.1 当初は
items.png
上にあるテクスチャはすべて使用されていたが、基本的に機能はなかった。 - ↑ "No" by Jeb, 2011年4月24日(UTC).
- ↑ "The following picture is meaningless and is probably not even worth your time clicking on it. http://media.dinnerbone.com/uploads/2015-05/screenshots/04_15-51-30_LLw4sOTM2a.png" by @Dinnerbone – Twitter, 2015年5月4日.
- ↑ "This is an example of how non-final the things I've been working on are: I'm removing quivers again. Arrows in off-hand feels more natural." by @Dinnerbone – Twitter, 2015年6月30日.
- ↑ "I’ve been feeling experimental lately, here are my findings:" (archived) by Notch – The Word of Notch, 2009年12月19日.
- ↑ "Rana!" (archived) by Hayden Scott-Baron (Dock) – deadpanda, 2004年3月5日.
- ↑ "3D Rana" (archived) by Hayden Scott-Baron (Dock) – deadpanda, 2004年10月31日.
- ↑ "Rana" (archived) by Hayden Scott-Baron (Dock) – deadpanda, 2005年5月10日.
- ↑ "New Rana Sketch" (archived) by Hayden Scott-Baron (Dock) – deadpanda, 2004年9月14日.
- ↑ データが現存していないため、ウェブサイト上のサムネイルから引用している。
- ↑ 溶岩湖は生成条件が変更されたものの、これまで通り地上や地下に生成される。
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