アイテム/花火
夜空に打ち上げ色や形を楽しむほか、クロスボウにセットし範囲攻撃手段として、またエリトラで滑空中の加速手段としても使用できる火薬を使用したアイテム。
花火(Firework Star)
花火には「ロケット花火」、「花火の星」の二種類のアイテムがある。
ロケット花火は単体ではヒューンという音と飛翔時の軌跡しか残さないが、花火の星を組み合わせることで、
打ち上げ花火のように爆発音やエフェクト、色の変化を楽しめるようになる。
ディスペンサーを使って発射することも可能で、レッドストーンを使って時限発射させることもできる。
ver1.15からディスペンサーから発射すると、発射口の向きに発射される。
色、形状、エフェクト、フェード
花火の星はクラフト時のアイテムの組み合わせによって、色と形状とエフェクトを変えることができる。
- 基本
- 火薬と染料をクラフトすると、染料の色の小さな球形の爆発となり、これが基本の形状である。
複数の染料をいれると染料と同じ色の火花が同時に出るようになる。
- 形状
- 基本のレシピに、形状を変化させるアイテム(羽、金塊、Mobの頭)を加えることで、爆発して広がった時の形を変更できる。
- エフェクト
- 上記レシピに、エフェクトを追加させるアイテム(グロウストーンダスト、ダイヤモンド)を追加すると、
散らばる火花に残像をつけたり、パチパチと瞬きを与えることができる。
- フェード効果
- できた花火の星に、染料をクラフトすると、開始から終了まで色を次第に変化させることができるようになる。
トリビア
これらの工程は、3Dプログラミングにおけるジオメトリ(形状)、マテリアル(色・テクスチャ)、シェーダー(描画効果)の役割と非常に酷似しており、
3D知識のある方はニヤリとする仕組みであり、また3Dプログラムの学習の教材としても利用できる仕様と言える。
- 以下のページ内のクラフティングにおける材料は全て配置不問、どのように置いても構わない。
- (Javaver1.11.1から)エリトラを装着した状態の滑空中に使用すると進行方向に加速する事ができる。
使用時の速度ベクトルの0.5倍に、視線方向の大きさ17ブロック/秒のベクトルを加えたものが使用直後の速度ベクトルとなる。 - (Javaver1.14から)クロスボウを装着し、オフハンドにロケット花火を持った状態で使用するとリロードできる。
- (Javaver1.11.1から)花火が破裂した時、周囲にいるMOBとプレイヤーにダメージが発生(花火の星を用いずに作られたロケット花火は不発なのでダメージ無し)。
- 花火の星1つでダメージ7()、星が1つ増えるごとに2ずつ増え、7つで最大19()のダメージとなる。距離減衰される(爆発した点からの距離をとすると、ダメージは倍になる)。
工程1 花火の星の作成
花火の星(Firework star)
複数の染料を加えると、複数の色の火花が半々ぐらいで出る。
加えた色によって花火の星の見た目が変わる。複数混ぜた場合は、混ぜた染料の色を混ぜてできる色になる。
爆発後の色が経過と共に(追加した染料の色に)変化するようになる。
この工程は必須ではなく、この工程を行わず飛ばした場合は最初から最後まで色は変わらない。
形状効果
花火の形が変わる。どれか1つしか使用できない。
入れない場合は小球(Small Ball)。
素材 | 効果 | サンプル画像 | サンプル画像の花火の星レシピ |
---|---|---|---|
なし (None) |
小球 (Small Ball) |
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ファイヤーチャージ |
大玉 (Large Ball) |
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金塊 |
星型 (Star-shaped) |
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Mobの頭 |
クリーパー型 (Creeper-shaped) クリーパーの顔の形に広がる |
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羽 |
破裂 (Burst) |
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エフェクト効果
花火の火花に特殊効果をつけられる。こちらは共存が可能で、2つ同時に入れることができる。
素材 | 効果 | サンプル画像 | サンプル画像の花火の星レシピ |
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グロウストーンダスト |
きらめき (Twinkle) |
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ダイヤモンド |
流星 (Trail) |
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グロウストーンダスト |
きらめき+流星 (Twinkle & Trail) |
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形状+エフェクト(組み合わせ例)
素材 | 効果 | サンプル画像 | サンプル画像の花火の星レシピ |
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金塊 |
星型+流星+きらめき (Star-shaped + Trail + Twinkle) |
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工程2 ロケット花火の作成
ロケット花火(Firework Rocket)
火薬の個数と打ち上げ高度の関係
火薬の数 | 高さ | アイテムの名称 |
1個 | 12~21m | ロケット花火 飛翔時間:1 |
2個 | 23~38m | ロケット花火 飛翔時間:2 |
3個 | 40~57m(少数は35~36mで爆発した) | ロケット花火 飛翔時間:3 |
備考 | 赤色、Small ballの花火の星を 使用して作成したロケット花火 |
工程3 打ち上げ
ブロックに向かって右クリックで使用する、またはディスペンサーにセットして打ち上げる事が可能。
基本的に上に向かって飛び、水平方向には乱数によって決まるわずかな速度をもつ。
ディスペンサーで飛ばした場合はディスペンサーの発射口正面のブロックの座標から発射。
ブロックにぶつかると、水平方向にブロックにぶつからなくなるまで動く(発射方向のずれによる)。
工程2で使用した火薬の使用量に応じて一定時間飛ぶと、使用した花火の星に応じた爆発をする。
ガラス等が割れる事はなく、建物や木などに火がつく心配もない。
水流(水源ではない)内で打ち上げると、流れている方向へ花火が曲がる。
TNTでも花火の軌道を変えることができる。
花火がクモの巣を通過するとき、花火の速度が落ちる。パーティクルの速度も遅くなる。
溶岩内で打ち上げると、火をまとったまま打ち上がる。
クロスボウで発射
ver1.14から
メインハンドにクロスボウを装着し、オフハンドにロケット花火を持った状態でリロードすると装填されて花火装填済みのクロスボウとなる。
好きな方向に発射できるが、その代わりにクロスボウの耐久は3倍減少してしまう。
また、クロスボウに拡散(Multishot)のエンチャントがついているとロケット花火1個で3発同時に発射できるようになる。ただしクロスボウの耐久は合計で9倍消費してしまう。
その他
エリトラの加速
エリトラを装着した状態で落下中にジャンプをし続けると滑空状態になるが、この滑空状態中にロケット花火を右クリックで使用することで、プレイヤーを進行方向に加速させることができる。
上述の通り加速時に増加される速度は、花火の飛翔時間(火薬の量や花火の星の有無)と関係なく一定。
この目的のロケット花火は、花火の星を入れる必要は無い。
そのため、加速のためだけに製作するロケット花火の最小構成は「火薬1個+紙1個」となる。
むしろ、花火の星を入れてしまうと加速に使うたびに花火の爆発によるダメージを受けてしまうので通常は花火の星は入れない方が良い。
加速を繰り返した飛翔中にブロックに衝突した場合、即死級の大ダメージを受ける可能性があるので注意(ダメージの衝突(flyIntoWall)の項を参照)。
脚注
ページリンク