MOD解説/AdventureCraft

提供:Minecraft Japan Wiki
MOD解説 > AdventureCraft
ナビゲーションに移動 検索に移動

現在のこのページの情報は、AdventureCraft(r1095 for Minecraft 1.3.2)時のものです。

MOD名 Adventure Craft
製作者 Cryect、CyborgDragon、他多数
配布場所 http://adventure-craft.blogspot.jp/
前提MOD なし
使用Block ID なし
使用Item ID なし
使用Sprite ID なし
使用class なし
関連サイト http://www.minecraftforum.net/topic/120456-(配布Forum)

http://adventurecraft.wikkii.com/wiki/Main_Page(公式wiki)
http://adventure-craft.blogspot.jp/(開発blog)




このMODフリーソフトについて[編集 | ソースを編集]


今後実装予定の“アドベンチャーモード”でのプレイができる、Minecraftの同人ソフト。
別javaだがセーブデータの互換性があり、オリジナルのMinecraftで作成したワールドデータを持ち込む事ができる。

アドベンチャーモード=ブロックの設置と破壊が出来ない、非サンドボックスのゲームモード。
主にサバイバルモードで作成した仕掛けやダンジョンをブロック非破壊モードで楽しみ、
純粋に戦闘やアクションを楽しむ為のモードとして追加される予定だったが、予定は永遠に未定になった。


自分で作ったダンジョンや謎解きパズルを、ネットワーク上にアップロードして他のプレイヤーに遊んでもらったり、
他人の作ったラビリンスやアトラクションのデータを、ダウンロードして来て遊ぶ事ができる。
専用wikiには特に人気のあるマップを100ほど集めたダウンロードページもあって、遊ぶマップには事欠かない。

ただしそれが為に他MODとは違い、通常プレイ用のMinecraft.exeとは別の独自クライアントをダウンロード、
マインクラフト起動時にも使っているアカウント名&パスワードでもって専用ネットワークにログインする必要がある。
(仕様が全く別物のAdventureModeを新たに追加するという性質上、javaのプログラムの根幹からして違う)
classファイルも読み込めないので、こちらにMODを追加する事もできない。

他人の作成したマップをDLして遊ぶ分にはそれほど大変ではないが、
自分も配布できるようなマップを自作しようとすると、途端に大変かつ複雑になるソフトである。
日本のそれに例えるなら、マインクラフト版RPGツクール、とでも言うべきものに近い。

◆注意
ただし現在は開発停滞につき、Minecraft本体のVerUPに対応しての暫定対応作業しか行っていない。
AdventureCraft内部の世界も、beta1.7.3時代のまま時が止まっている。
(導入してもMinecraft本体側には何ら影響を与えず、一緒にbeta1.7.3仕様に巻き戻されたりはしない)

本家Minecraftのワールドデータを持ち込んだ場合、
beta1.7.3時代からあるブロック・アイテム・バイオーム部分に関しては互換性があるので流用が可能だが、
beta1.8以降に追加されたブロック・アイテム・バイオーム部分に関しては互換性が無い。
(非対応バイオームは自動で海洋バイオームに置き換わり、ブロックは空気ブロック化、アイテムは消滅する)
(TexturePacksに関しても同様の事が言える。使えるが、beta1.8以降の部分は反映されない)
高度限界やブロックのテクスチャ、照明の色彩、その他の細々とした仕様変更などもbeta1.7.3時代のまま。

beta1.8や1.9の頃は、まだ本家Minecraft側のワールドデータをそのまま流用できていたが、
現在ではbeta1.7.3時代との仕様の乖離が激しくなりすぎ、ワールドデータの互換性はほぼ失われた。



AdventureCraftの導入方法[編集 | ソースを編集]

1.英語公式サイトの開発Blogに行き、最新版のAdventureCraft.zipをダウンロードする。


2.ダウンロードしてきたAdventureCraft.zipを解凍・展開し、中に入っているAdventureCraft.exe(剣マークのアイコン)を起動。
正常に起動したならば手順5に飛ぶ。
OSがWindows 7 64bitでエラーが出て起動できなかった場合は手順3~4を踏む必要がある。




3.Eclipse ProjectのアーカイブのSWT Binary and SourceコーナーからWindows (x86_64)のものをダウンロード
ファイル名はswt-3.7.1-win32-win32-x86_64.zip。ダウンロードするには(http)と書かれた部分のリンクをクリック。




4.解凍・展開したswt-3.7.1-win32-win32-x86_64の中にあるswt.jarのみを、AdventureCraftフォルダ内にドラッグ&ドロップ。
上書きしていいか聞かれるのでOKを選択し、その後改めてAdventureCraft.exe(剣マークのアイコン)を起動。




5.下記のようなウィンドウが出てるので、画面下部の「Install via Login」(インストールしてログイン)をクリック。




6.Minecraftへのログインに使っているアカウント名&パスワードの入力を求められるので、入力。




7.ダウンロードには数分~十数分かかる。完了すると下記のような画面が出て、後は普通にプレイ可能。





関連URL[編集 | ソースを編集]





操作方法(タイトル画面)[編集 | ソースを編集]

New Save ダウンロード or 自作したマップを最初から遊ぶ。

デバッグモードでのブロック配置変更はその回のプレイデータには反映されるが、
ワールドデータ本体には反映されない。

Load Save ダウンロード or 自作したマップを前回中断したところから遊ぶ。

デバッグモードでのブロック配置変更はその回のプレイデータには反映されるが、
ワールドデータ本体には反映されない。

Craft a Map ダウンロード or 自作したマップにエディットモードでログインする。

モードに関わらず、ブロック配置変更結果はワールドデータ本体へと反映される。
ただ本家マインクラフト同様、「Save and quit to title」を選ばずに直接ウィンドウを閉じると
ワールドデータが保存されずに巻き戻りが発生する事があるので注意。

Download a Map 他プレイヤーが作ったマップの中でも、特に殿堂入りのものをダウンロード。



Create New Map
r1095現在、初期リスポーン地点の選定に不具合があり、
これらの数値を少しでも書き換えた上でワールド作成すると、水中や空中、酷い時には地下空洞や溶岩内に放り出される。
リスポーン直後にF4でデバッグモードにすれば死に続けるのは回避できるが、基本的に使用はオススメしない。
素直に本家マインクラフトで作ったワールドデータをコピー&ペーストして使用するか、
いっそPhoenixTerrainModのようなWorld Generator系のModを使って作ったワールドを持ってくるかした方がいい。

Map Size (100.0~750.0、default250.0) 陸地面積。

ワールドサイズ自体は本家同様無制限だが、
x=±N、z=±Nの範囲にしか陸地が形成されなくなる。

Water Level (0~128、default64) 海抜高度。

0にすると海のない世界が、128にすると水没した世界が生成される。
(ただし池・湖・地底湖は生成される)

Fracture Horizontal (0.00~2.00、default1.00)

Fracture Vertical (0.00~2.00、default1.00)

水平方向(Horizontal)の地形の入り組み具合&垂直方向(Vertical)の地形の入り組み具合。

0.00にすると起伏のなだらかで変化に乏しい世界が形成され、
2.00にすると空中島、深い穴、昇り降りの傾斜が激しい複雑なワールドが生成される。
ただ、双方を0にしてもフラット(=一切起伏のない完全平坦)なワールドは生成不可。

Max Avg Depth (-5.00~5.00、default0.00)

Max Avg Height (-5.00~5.00、default0.00)

海(Depth)の平均深度&陸(Height)の平均高度。

増加させると浅瀬の無い広くて深い海、または上陸経路の無い断崖絶壁の陸が形成される。
双方マイナスにも出来るが、地形崩壊を起こしやすいのでおすすめしない。

Volatility 1 (0.00~5.00、default1.00)

Volatility 2 (0.00~5.00、default1.00)
Volatility Weight 1 (-0.50~0.50、default0.00)
Volatility Weight 2 (0.50~1.50、default1.00)

地形生成の乱数要素(Volatility)の増大/減少。

基本的にどの数値も増加させる程でこぼこの多いの地形が生成されやすくなり、
逆に減らすとランダム性のない平坦な地形が生成されやすくなる。



Option画面
本家マインクラフトにはない項目として、以下の3つが追加されている。

Render Distance 項目自体は本家にもあるが、Farよりも描画範囲の広いVery Farが追加されている。
Auto Far Clip ONにするとFar以上での描画処理の負荷が軽減される。
3D Grass ONにすると草ブロックの描画がややリアルになる。





操作方法(ゲーム中)[編集 | ソースを編集]

起動直後のデフォルト状態はアドベンチャーモード。
このモードではブロックの設置&破壊が出来ず、更に各種トグル系ブロックを視認することもできない。
F4キーを押すことでマップクリエイトの可能なデバッグモードに移行する。
F6キーを押すことで現在読み込んでいるチャンク内にあるトリガーを全て初期状態にリセット。
(リピート設定をしてない起動済みトリガーブロックを全て起動前状態に戻す)
F7キーを押すことでアイテムパレットを開ける(F7で前ページ、F8で次ページ、EまたはEscで閉じる)

アドベンチャーモード

  • F4キーを押す事でデバッグモードから切り替え。
  • 砂・砂利・水・溶岩・トロッコ・ボート・動物・モンスターなどの動体・流体・生物が動く。
  • プレイヤーはダメージを受け、体力が0になると死ぬ。
  • ブロックの設置&破壊ができない。
  • 各種トリガー系ブロックは視認する事ができず、クリックしても設定変更できない。
  • “T”キーを押してもコマンド入力が出来ない。
  • 右手と左手にアイテムを持ち、右クリックと左クリックで使い分けられる、両手持ちモードになる。



デバッグモード

  • F4キーを押す事でアドベンチャーモードから切り替え。
  • 砂・砂利・水・溶岩・トロッコ・ボート・動物・モンスターなどの動体・流体・生物が動かない。
  • プレイヤーはダメージこそ受けるが、体力は決して0にならない。
  • ブロックの設置&破壊ができる。
  • 各種トリガー系ブロックを視認する事ができ、クリックして設定変更する事ができる。
  • Tキーを押すと各種デバッグコマンドが入力可能。
  • 一応両手にアイテムを持てるが左手のアイテムは機能しない。通常マインクラフトと同じ操作。



各種デバッグコマンド

/day 時間を即座に昼にする。
/night 時間を即座に夜にする。
/fly 入力する毎に「通常モード/飛行モード」を切り替える。高所での作業用に。
/noclip 入力する毎に「通常モード/ノークリップモード」を切り替える。

ノークリップモード=ブロックすり抜けモード。飛行モードで無かった場合は自動的に飛行モードへも切り替わる。
ノークリップモードがONの時に飛行モードだけOFFにするとVoidまで真っ逆さまに落下するので注意。

/health 増加ないし減少した体力を3に再設定する。
/mapedit 入力する毎に「通常モード/エディットモード」を切り替える。

エディットモードだと「New Save」「Load Save」でログインした場合でも、変更結果がワールドデータ本体に反映される。
「Craft a Map」からログインした場合は常に変更結果がワールドデータ本体に反映されため、特に意味はない。

/removemobs プレイヤー以外のモブ(動物・モンスター・NPC)を除去。
/help 使用可能コマンド一覧を表示。
/togglemelting 入力する毎に雪・氷・葉の「特定条件下での自然消滅する/しない」を切り替える。
/cameraadd # カメラブロック選択後に入力。現在いる地点をカメラビューが通るルートに指定する。#は通る順番。
/cameraclear カメラブロック選択後に入力。そのカメラブロックに登録されている全ビューポイントを消去する。
/mobsburn 入力する毎に「一部モンスターの日光による燃える/燃えない」を切り替える。
/config コンフィグメニューを開く(その他設定、スクリプト設定、各照明Lvの明るさ設定ができる)
/fullbright 暗闇に関係なく全ブロックを光度100%で可視化(デバッグモードを止めると自動的にOFFになる)



アイテムパレット
F7キーでオープン。開いている状態ではF7で前ページ、F8で次ページ、EキーまたはEscキーで閉じる。
アドベンチャーモード状態でも開く事自体はできる(ただし設置はできない)
左クリック=個数無限大のを取得。
右クリック=任意の個数を取得。
要らなくなったアイテムはパレット欄の適当なスロットにドラッグすればデリート。

Extra Width(0~4) ブロック破壊の範囲拡大。選択マスを中心に0=1x1、1=3x3、2=5x5、3=7x7、4=9x9マス破壊。
Extra Depth(0~15) ブロック破壊の距離拡大。破壊したブロックの奥にあるブロックを数字のぶんだけ同時破壊。



Command: /config

Misc Music(音楽)ではなくMiscellaneous(その他)の略。

Watchのダイヤル部分の絵や、Mapの背景模様など、
ものすごく細かい部分を変える際に使用する。

Script Scriptの機能設定。前もってScriptフォルダにScriptを入れて置かないと意味がない。

onNewSave : 「New Save」でプレイデータが新規作成された時に一度だけ読み込む。
onLoad : 「New Save」あるいは「Load Save」でプレイデータがロードされた毎に読み込む。
onUpdate : プレイ中、20フレーム毎に常時読み込み続ける。

Light Levels 明かりレベル(0~15)の各明るさを細かく設定できる。





追加ブロック&アイテム一覧[編集 | ソースを編集]


1ページ当たりの容量制限の関係で、別ページに分割



フォルダカスタマイズ[編集 | ソースを編集]

Create New Mapで作成されたマップデータ、
あるいは本家マインクラフトで作成された個々のワールドデータのフォルダの中身は、
初期状態では以下のような構成になっている。
(本家の方でMODを入れた事がある場合、waypoints.datなどのデータが他にある事がある)
(ネザーに代表される別Dimensionを来訪した事がある場合、Dim-1、Dim-2等のフォルダもある)

が、AdventureCraftでテクスチャ導入やBGMの追加、ScriptやNPCの追加を行いたい場合、
ここに自分でその為のフォルダを作成し、その上でそこに特定のファイルを置かなくてはならない。
(フォルダの自動生成?そんな親切な事なんかしてくれません)

以下は可能な限りのフォルダを作って、めいっぱいに機能拡張や要素追加をした状態の図。


フォルダ-armor 装備時の防具のテクスチャを変えたい時に、それ用のpngを入れるフォルダ。

自作するなり、お気に入りのMODやテクスチャパックから拝借するなり。

フォルダ-art 絵の種類を増やしたい時に、それ用のpngを入れるフォルダ。

自作するなり、お気に入りのMODやテクスチャパックから拝借するなり。

フォルダ-environment 雲、雨、および雪用のグラフィックを独自に用意したい場合、ここにpngを入れる。

あまりMODやテクスチャパックでも取り扱ってないので、自作するしかない。

フォルダ-gui インベントリ画面や作業台使用時の画面、精錬時の画面といった、

GUI(グラフィカルユーザーインターフェイス)を変えたい時、
またはアイテムのアイコングラフィックを変えたい時に、それ用のpngを入れるフォルダ。
自作するなり、お気に入りのMODやテクスチャパックから拝借するなり。

フォルダ-lang 言語表示を司る為のen_US.langとか用のフォルダ。

主に既存アイテムの表示名などを変えたい時に出番。

フォルダ-misc Watchのダイヤル部分やMapの背景布地の部分の模様など、

その他な部分のグラフィックを変えたい時、それ用のpngを入れるフォルダ。
自作するなり、お気に入りのMODやテクスチャパックから拝借するなり。

フォルダ-mob モブのグラフィックを変えたい時、あるいは新しいモブを追加したい時に、

それ用のpngを入れるフォルダ。
自作するなり、お気に入りのMODやテクスチャパックから拝借するなり。

フォルダ-music ゲーム内で使いたいBGM用のoggファイルを入れるフォルダ。

ogg以外の拡張子のものは認識できないので注意。
これに前もってBGM用のoggを入れていないと、ミュージック・ブロックを使ってもBGM選択が出来ない。

フォルダ-npc ゲーム内で登場させたいNPC用のpngを入れるフォルダ。

通常モブと違い、NPCは非殺傷設定のモブであり、クリックで会話が可能という特徴がある。
これに前もってNPC用pngを入れておかないと、NPCスティックを使ってもNPCが出せない。

フォルダ-overlays エフェクト・ブロックでもって使用できるオーバーレイ表示用のpngを入れるフォルダ。

pngでアイテムの説明ウィンドウを出したり、pngでテキスト表示したい時などに必要になる。

フォルダ-scripts 自作、ないし有志の作った.js形式のファイルを置く為のフォルダ。

自作は無理でも誰かの作った新ボス追加scriptsを入れるとかぐらいなら出来るはず。

フォルダ-sound メッセージ・ブロック使用時に鳴らすページ送り音用のoggなどを入れるフォルダ。

一つ以上oggを入れておかないとメッセージ・ブロックは使用できない。

フォルダ-soundOverrides 弓の発射音やダメージ時の声など、既存マインクラフトの効果音を別なものに置き換えたい場合、

それ用のoggファイルを置く為のフォルダ。
ファイル構成が特殊で、\Roaming\.minecraft\resources以下のファイル構成に習って
変えたい音声と同名のoggを同じような階層構成で置かなくてはならない。

フォルダ-terrain 太陽と月のグラフィックを変えたい場合、そのためのpngを置く為のフォルダ。

自作するなり、お気に入りのMODやテクスチャパックから拝借するなり。

biomeMap.png

terrainMap.png
waterMap.png

色の分布具合によって、マップのバイオーム分布および地形・高度を決定できる。

英語wikiのこのページのPhysical Featuresの項目を読んで、
付属の実演動画を見たほうが早い。

terrain.png 本家マインクラフトの既存ブロックのグラフィックを変える為のpngを置く場所。

自作するなり、お気に入りのMODやテクスチャパックから拝借するなり。

terrain2.png

terrain3.png

AdventureCraftで追加された新規ブロックグラフィックを変える為のpngを置く場所。

テクスチャパックから借りてこれないので、こればかりは自作するしかない。

thumbnail.png タイトル画面でのマップ選択時に表示されるサムネイル用の画像。

これがフォルダ内に入っていないと、自動的に灰色デフォルトの画像が表示される。
自作するか、お気に入りのテクスチャパックから拝借するか。





他のMODとの競合情報[編集 | ソースを編集]

ここまでを読めば分かるとおり、このAdventureCraftはぶっちゃけMinecraftというゲームのMODと呼ぶよりかは、
それを元にした二次創作フリーゲーム、クエスト&ダンジョンエディット用のツールと呼ぶべき代物である。
マインクラフト本体とは別個のゲーム(=同じJava.scriptで作られた別々のゲーム)である以上、競合のしようがない。



Cookieは私達のサービスを提供するのに役立ちます。このサービスを使用することにより、お客様はCookieの使用に同意するものとします。