アイテム/トロッコ

提供:Minecraft Japan Wiki
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Steve Riding Minecart.png

炭鉱に使われる小さな鉄道の一種。Mobやプレイヤーを乗せたり、アイテムを運んだりする輸送手段。

トロッコ

トロッコ(Minecart)

Minecart.png
鉄インゴット:5
レール上をプレイヤーや動物を載せて運ぶことができる。

長距離ならば徒歩より速く移動することが可能。
右クリックで乗車、⇧ Shiftキーで降車。
降車時は周囲に縦2ブロック以上の隙間がないとブロックに埋まりダメージを受ける事があるので注意。
手に持った状態でレール上に右クリックで設置する。ディスペンサーでも設置可能。
ボートと違いレール以外には設置できない。


Minecart activated.gif
拡大
ダメージを受けたとき、およびレッドストーン信号がON状態のアクティベーターレール上でのアニメーション

4()を超えるダメージを一定時間内に与えて破壊するとアイテム化する。素手なら5回、武器や道具なら1、2回でアイテム化できる。破壊に使用したツールの耐久力は減らない。
ただし、トロッコに乗った状態では破壊することができない。
サボテンにぶつけることでもアイテム化できるが、ホッパーを使用しないと消滅する可能性がある。

トロッコに乗った状態で、前進・後退キーを押すと加速させることができる他、坂を下る・後ろからプレイヤーがぶつかる・ON状態のパワードレールの上を通過する等、外部動力を加えることでも加速できる。
トロッコはエンティティ扱いであり、他のエンティティと押し合う。当たり判定は0.98×0.7×0.98。

このため脱線しても体当たりでレールまで押せば軌道に戻せる。

かまど付きトロッコ(Minecart with Furnace)

Minecart with Furnace.png
かまど:1 トロッコ:1
後ろのトロッコを牽引するかまど付きトロッコ。

JavaConsole
石炭木炭を右クリックで投入することで自走するトロッコ。クリックした向きに走行する。
石炭または木炭を1個使用すると、4ブロック/秒の速度で3分間稼働する。燃料は走行中でも追加できるが、残り走行時間が1600秒(26分40秒)を超える場合には追加できない。
乗ることはできないが、進んでいる間他のトロッコをいくつでも押すことができる。
また、かまどトロッコの後ろに接触しているトロッコを最大4台牽引することもできるが、坂やカーブを通過すると分解してしまう。

壊すとかまどとトロッコがドロップする。

チェスト付きトロッコ(Minecart with Chest)

Minecart with Chest.png
チェスト:1 トロッコ:1
トロッコにチェストが付いたもの。乗ることはできない。

通常のチェストと同じようにアイテムを収納できる。
ホッパーやドロッパーを隣接すれば自動でアイテムを入れることができ、
またホッパーの上にShiftでレールを設置しておけば、
チェスト付きトロッコが上に乗った時に中のアイテムを取り出すことができる。
壊すとチェストとトロッコと中に入っていたアイテムがドロップする。

アイテムがいくつか入った状態で廃坑に自然生成されることがある。

TNT付きトロッコ(Minecart with TNT)

Minecart with TNT.png
TNT:1 トロッコ:1
トロッコにTNTが付いたもの。乗ることはできない。

壊すとTNTとトロッコがドロップする。
以下の条件で爆発する。
レッドストーン信号が入力されたアクティベーターレールを通過したとき
・走行中に破壊されたとき(クリエイティブモードのプレイヤーによるものを除く)
溶岩、他の爆発による誘爆
Javaファイヤーチャージが使用されたとき
・3ブロック以上の高さから落としたとき
・レールの曲がり角の進行方向上にブロックを配置した状態で、トロッコが一定速度以上で曲がろうとしたとき
・燃えているによって撃たれたとき
・速度を持ったまま他のエンティティやブロックに押し込まれたとき
上の4つでは一定の遅延の後に爆発し、下の4つでは即座に爆発する。速度により爆発の威力が増す。

アクティベーターレールで爆発した場合、レールやレールの下のブロックは破壊されない。

ホッパー付きトロッコ(Minecart with Hopper)

Minecart with Hopper.png
ホッパー:1 トロッコ:1
トロッコにホッパーが付いたもの。乗ることはできない。

ホッパー付きトロッコの進路とその上に落ちているアイテムを回収できる。
またホッパー付きトロッコの真上にあるコンテナ(チェストや内部インベントリを持つユーティリティ)からアイテムを吸い出すことができる。
上方向の回収範囲は通常のホッパーより広く、直上の立方体ブロックの上に落ちたアイテムも回収する。
ホッパーやドロッパーを隣接すれば自動でアイテムを入れることができる。
またホッパーの上にShiftでレールを設置しておけば、ホッパー付きトロッコが上に乗った時に中のアイテムを取り出すことができる。
またレッドストーン動力のON信号を受けているアクティベーターレール上ではアイテムを回収しない。
壊すとホッパーとトロッコと中に入っていたアイテムがドロップする。

Hopper and minecart with hopper min.png

ホッパーとの違い
通常のホッパーはホッパーの上1ブロック以内のアイテムしか回収できない。
ホッパー付きトロッコはトロッコ本体の下のレールの高さ0.2ブロック分が加算されている。
そのため上にブロックがあったとしても、その上に落ちたアイテムをブロック越しに回収することができる。
もちろん下にレールが無い場合は通常のホッパーと同様の高さとなるので注意。
また、一度レールの上に配置した後にレールを撤去、
そこに上からピストンで任意のブロックを押し込むことによってブロックにホッパー付きトロッコを埋め込むことが可能。

作成されるブロックの下部に特定のブロックの配置が必須となる生成器(例:玄武岩)のコンパクト化などに応用可能。

スポナー付きトロッコ(Minecart with Spawner)

Minecart with Spawner.png
Java

コマンドブロック付きトロッコ(Minecart with Command Block)


レール

トロッコとレールの性質

トロッコの速度

最高速度の上限は8m/s(8ブロック/s)。下り坂やパワードレールが多数あってもこれ以上の速さにはならない。
下り坂では何もしなくても徐々に加速していく。ただしパワードレールと比べると加速力は弱い。
上り坂を登る際は水平なレールを走る時とは比べ物にならない程の動力が必要。
勢いをつけた方が登る力は強く、有人かつ最高速度状態なら上り坂を1ブロック進むのに水平レール10ブロック分の動力で済む。
それより遅い、または坂の途中で最高速度を維持できなくなった場合、登る力は急激に失われ急減速も発生する。
また、トロッコが無人か有人(動物やモンスター含む)かで減速の度合いが大きく変化する。
有人のトロッコの方が無人と比べて遥かに長い距離を走行可能。
(ON状態のパワードレール×2を通した後に水平なレールを走らせた場合、無人は完全静止まで16ブロック、有人は10倍の160ブロック)
かまど付きトロッコとTNT付きトロッコは無人扱いの為、加速させてもすぐに自力走行時の速度に戻ってしまう。
チェスト付きトロッコとホッパー付きトロッコは、中にアイテムが入っていない状態であれば有人トロッコと同程度の距離を走行可能だが、
中に入っているアイテムが多いほど、距離が短くなってしまう。

パワードレールによる加速・発進・停止

パワードレールはON状態でトロッコを加速させ、OFF状態で減速(停止)させる性質を持つ。
加速は推進力(慣性)が残ってさえいれば停止寸前の速度であっても発揮される。さらに、
ON状態のパワードレール2個を並べた上をトロッコが通ると、停止寸前や上り坂の途上でも最高速度に到達する。
OFF状態のパワードレール2個を並べた上をトロッコが通ると、高速走行中や下り坂途中でも確実に停止する。
(逆に言えば、どちらも1個だけでは足りず確実でないケースがある)
水平なレール上を走らせるのならば、初速を得るのに最初に2個設置した後、
それ以降は通常レール約32個毎にON状態のパワードレール1個を設置すれば最高速度を維持したまま快適走行が可能。
(無人トロッコならば、通常レール3個に対してON状態のパワードレール1個)
それ以上、40個毎や50個毎間隔の設置になると、若干速度の落ちる区間が出始める。

推進力の保存

トロッコの最高速度の上限は8m/s(8ブロック/s)で、これ以上の速度は出せないが、
その状態でもON状態のパワードレール上や下り坂を通過した際に得た動力は、トロッコ内部に密かに蓄えられる。
例として、走行開始時にON状態のパワードレール×2の上を通過したトロッコは、
最高速度の状態を30ブロックちょっと維持し続けた後、徐々に減速して最後は160ブロック前後で停まるが、
ON状態のパワードレール×10の上を通したトロッコは、その後に加速機構がなくても
最高速度の状態を200ブロックちょっと維持し続けた後、徐々に減速して最後は330ブロック前後で停まる。
(※いずれも有人トロッコかつ水平なレール上を走らせる場合)

自動発進の性質

通常、完全に停止したトロッコはパワードレールがON状態でも停止したままだが、
不透過ブロックと接続されている場合に限り、ゼロからでも推進力を与える性質がある。
これを利用することで、「OFF状態のパワードレール上で停止、ON状態になったら再び動き出す」仕組みを作る事ができる。
もしパワードレールが常時ON状態なら、トロッコは反射(反転)して動き出す。
[側面/俯瞰]

レッドストーン信号で発着を制御したい場合、他にもパワードレールを進行方向に向けての下り坂に斜めに設置する事でも実現できる。

長距離間におけるパワードレールの最適な間隔

(FANDOM WikiのTutorials/Minecarts#Optimal useから転載。)
以下の表は、スーパーフラットで2000ブロックの直線のレールに、パワードレールを異なる配置間隔で置いて2km先のゴールに辿り着くまでの時間をテストした結果。

パワードレール間隔 2km到達時間 スピード 減速率 パワードレール間隔 2km到達時間 スピード 減速率
28m 間隔 250秒 8.00 m/s 0.0% 44m 間隔 271秒 7.38 m/s 7.7%
29m 間隔 250秒 8.00 m/s 0.0% 45m 間隔 281秒 7.12 m/s 11.0%
30m 間隔 250秒 8.00 m/s 0.0% 46m 間隔 281秒 7.12 m/s 11.0%
31m 間隔 250秒 8.00 m/s 0.0% 47m 間隔 290秒 6.90 m/s 13.8%
32m 間隔 250秒 8.00 m/s 0.0% 48m 間隔 301秒 6.64 m/s 16.9%
33m 間隔 252秒 7.94 m/s 0.8% 49m 間隔 306秒 6.54 m/s 18.3%
34m 間隔 250秒 8.00 m/s 0.0% 50m 間隔 308秒 6.49 m/s 18.8%
35m 間隔 253秒 7.91 m/s 1.2% 51m 間隔 306秒 6.54 m/s 18.3%
36m 間隔 251秒 7.97 m/s 0.4% 52m 間隔 314秒 6.37 m/s 20.4%
37m 間隔 252秒 7.94 m/s 0.8% 53m 間隔 311秒 6.43 m/s 19.6%
38m 間隔 251秒 7.97 m/s 0.4% 54m 間隔 319秒 6.27 m/s 21.6%
39m 間隔 258秒 7.75 m/s 3.1% 55m 間隔 322秒 6.21 m/s 22.4%
40m 間隔 259秒 7.72 m/s 3.5% 56m 間隔 319秒 6.27 m/s 21.6%
41m 間隔 263秒 7.60 m/s 4.9% 57m 間隔 333秒 6.01 m/s 24.9%
42m 間隔 267秒 7.49 m/s 6.4% 58m 間隔 339秒 5.90 m/s 26.3%
43m 間隔 270秒 7.41 m/s 7.4% 59m 間隔 345秒 5.80 m/s 27.5%

金インゴットが不足していて、多少の速度の低下を犠牲にしても長い距離の間にレールを敷きたい場合
パワードレールの最適な間隔は、38ブロック (つまり、37個の通常レール、1個のパワードレールの繰り返し)で、
トロッコはほぼ 8 m/s に近い一定速度を維持できていることがわかる。

トロッコTickと動力.png


効率よく加速させるためにはトロッコとパワードレールの配置を最適化する必要がある。
パワードレール上を移動するトロッコは1tick(=1/20秒)毎に動力(0.9m/sの加速)を得る。
トロッコが最大速度である8m/sで移動している場合、レール1個につき2tickで通過するレールと3tickで通過するレールが存在することになる。
この時、3tickで通過するレールではなく2tickで通過するレールにパワードレールを配置した場合、1/3の損失が発生してしまう。

レールの接続方向の優先度

レールをカーブするように配置すれば、自動的に曲がって接続してくれるが、
配置するレールの曲がり方などが複数考えられる場合は、方角などによる接続の優先度がある。
段差がある場合も以下の優先度が適用される。
レッドストーン動力のON/OFFでレールの曲がる方向を変えられるが、
ONのときに優先度の低い向き、OFFのときに優先度の高い向きになる。


  • すでにレールの両端が他のレールとつながっている場合、後から直線にしたり曲げたりすることはできない。
  • 直線とカーブが考えられる場合は、カーブが優先される。
  • カーブの優先度は、東-南東-北南-西西-北
  • パワードレールなど直線でしか置けないレールの優先度は、東-西南-北

トロッコの進行方向の優先度

参考リンク・参考画像→Minecraft Wiki - Rail#Minecart behavior

十字路
Track intersections.png
水平な直線レールに横側からぶつかった場合、東もしくは南に向かう。
傾斜に横からぶつかるとき
Downhill rule.png
傾斜レールに横側からぶつかった場合、下る方向に向かう。
これは、上記の十字路の法則よりも優先される。:これは、上記の十字路の法則よりも優先される。


カーブに外側からぶつかるとき
Railguide.png
カーブに外側からぶつかった場合、直進する。


傾斜の先にブロックがあるとき
2011-10-10 21.54.31.png
傾斜を下った先のレールの上にブロックがある場合、
トロッコは登ることはできるが下ることはできず、一方通行の線路になる。


登り傾斜の先に傾斜があるとき
Technic cart 01.png
下段から発車すると上のレールに吸い付き、上り方向に向かう。
逆に上のレールから下のレールには行くことはできず、一方通行となる。

トロッコの破壊

上述の通り、トロッコはエンティティ扱いであり、4()を超える累積ダメージを受けるとアイテム化する。
サボテンにぶつかったり、2発矢が当たったりするとアイテム化の要件を満たすことを利用すると、自動降車装置を作る事ができる。
Technic cart 04.png※以前まではプレイヤーが乗っている時以外は消失するおそれがあったが、現在では可能性は低い[1]

Technic cart 03.png※終点の左右に矢を入れたディスペンサーを設置

曲がり角の当たり判定

曲線を通過する際、トロッコの当たり判定が曲線の内側のブロックにせり出す。
以下のようにすれば減速や窒息ダメージを避けることができる。

TIPS

テクニックテクニック/移動手段の他、アイテム回収から農林業などでも使われるので、用途別に各ページも参照のこと。

自動運搬装置

チェスト付きトロッコを使った運搬装置。
トラップタワーや自動収穫装置などで溜まったアイテムを(主に上方向へ)輸送する時に使用する。
シュルカーボックスが手に入るまでは役立つはず。
[受け取り側の装置]


内蔵するアイテムを全て放出すると自動で発進し、帰還する。
装置を発展させれば帰還路を分岐させたり、複数の受取口を持たせたりといった事も可能。
送付側の装置はそれこそプレイヤーの発想次第なので詳しい図は紹介しないが、
手動でアイテムをチェスト付きトロッコに運び込み、プレイヤーがスイッチを入れて発送する方法もあるだろうし、
RSコンパレータで一定のアイテムを積んだ時に自動発進させたり、ホッパーで自動搬入する方法もある。

脚注

  1. ver1.16.2検証にて試行1000回でも消失なし=0.1%未満

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